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通関実務の出題範囲と対策方法徹底解説【通関士試験】

通関士試験の合格点、合格基準の特徴、勉強戦略

はじめに

近年は易化傾向にあるものの、通関実務は今でも一番苦手という受験生が多い科目です。
対策に手間と時間がかかる科目でもあります。

テキストと問題演習を1冊ずつ繰り返せば基礎ができあがる関税法や通関業法と違い、通関実務はさまざまなタイプの問題があり、それぞれ対策方法も違います。

使用教材もそれぞれ変わってきます。
下記の記事で通関実務の内容と対策方法について徹底解説します。

通関実務の出題範囲と対策方法

申告書問題

輸出申告書問題、輸入申告書問題が1題ずつ出題されます。
輸出申告書は統計品目番号、輸入申告は統計品目番号にプラスして申告金額も解答します。
毎年必ず出題されるので過去問の学習で対策できます。
直近の5年分ぐらいを繰り返せば基礎ができあがりますので、その後はさらに古い過去問を解いたり、過去問以外のオリジナル問題を勉強しましょう。
オリジナル問題は過去問よりも難しいことが多いです。
出題の順番は申告書問題が先ですが、申告書問題は次に紹介する「課税価格の計算」の応用問題なので、さきに課税価格の計算をある程度学習してから学習をはじめるようにしましょう。
輸入申告書問題の勉強の進め方
輸入申告書問題の計算|覚えておきたい電卓の機能|通関士試験の勉強方法
輸入申告書問題の解き方(計算のコツ)|通関士試験の勉強方法

課税価格の計算

毎年3問ぐらい出題されます。
私は過去問を5年分学習したら、おおよそ解けるようになりました。
余裕があればさらに古い過去問や、計算問題ドリルをやりましょう。
みこ会の「課税価格の決定」テキストがとてもおすすめです。

その他計算問題

関税消費税の金額、加算税(延滞税、過少申告加算税、無申告加算税、重加算税)の計算問題。
毎年このうちから2問ぐらい出題されます。
過去問だけではそれぞれのパターンの計算問題を十分に学習できないので、過去問プラス計算ドリル等の補助教材を購入して学習しましょう。
せっかく勉強した税の問題が出題されないこともありますが、関税法の理解につながるのでそれぞれの税の計算についてしっかり学習した方がよいです。

原産地規則

近年出題されるようになりました。
出題されるようになったのが最近のためか、まだちゃんとした教材がないので、過去問で対策するしかありません。
捨て問にする人も結構いるようですが、対策すれば点が取りやすいのにもったいないです。
下記の動画を視聴した後、過去問や模試で出題された問題で対策しましょう。
https://www.youtube.com/live/YuVUapRX4FY?si=nyGZ2gklTDns9PRq
簡単なので数少ない過去問や模試の問題を解くだけでも解けるようになると思います。

品目分類(選択式)

品目分類を覚えるのは大変とよく言われ、捨て問にする人も多いですが、下記の方法で記憶すれば、覚えやすいです。
品目分類の覚え方
申告書問題を解く際も品目分類の知識があったほうが有利なのでぜひ勉強しましょう。
まず下記の記事で紹介している動画で学習するのもおすすです。
品目分類の勉強の救世主動画あらわる!!
それぞれの類の代表的な商品を暗記したら、過去問ベースの一問一答問題を繰り返して対策しましょう。

関税法と全く同じ範囲の問題(選択式)

選択式問題で関税法の範囲の問題が出題されます。
関税法の対策をしておけばよいですが、通関実務科目で出題された過去問も念のために勉強しておきましょう。

その他選択問題。

事前教示やEPAについて出題されます。
事前教示は単純なので過去問を繰り返せば正答できるようになると思います。
EPAについてもよく出題されますが、こちらはなかなか得点できません。
対策がやりずらいですが、選択式問題が1点正答できたかどうかが、合否に関わることもありますので無対策はまずいです。
最低限5年分の過去問は繰り返すようにしましょう。

おわりに

以上通関実務の出題範囲について紹介してきました。
テキストと問題集を購入すれば学習の準備が整う関税法や通関業法と違い、通関実務にはさまざまなタイプの問題があり、教材や対策方法が違うので、面倒くさいというのが私の受験勉強時の印象でした。
直前になるとこの面倒くさいことをやる心の余裕がなくなってくるので、通関実務の対策はなるべく早めに始めることをお勧めします。

通関実務は試験時間に対して分量が多く、時間配分を失敗したり、ちょっとしたミスで思ったより点がとれないことが多い科目です。
勉強の時は解けても、本番では解けないということがよくある科目なのです。
絶対に合格したいという人は、なるべく捨て問を作らないように、まんべんなく対策しましょう。

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