輸入申告書問題の勉強の進め方

輸入申告書問題の勉強の進め方

輸入申告書問題難しすぎ……

犬くん

輸入申告書問題難しすぎ……
一生できるようにならない気がする(つд⊂)エーン

博士

それはおおげじゃ!!

犬くん

だって、まず品目分類をして……それから計算をして……
えーんこんな複雑な問題とけるようになるはずないよう!!

博士

いぬくんは、中学生や高校生の時は数学を勉強していたね?

犬くん

うん……でも僕は文系だったから高校一年生までしか数学は勉強していないよ。
数字は苦手なんだ

博士

でも高校一年生まで数学を勉強していたなら、通関士の輸入申告書問題の計算なんか簡単なはずじゃよ。
出てくるのは、足し算、引き算、掛け算、割り算、あとはせいぜいパーセントや割合の知識ぐらいじゃ。

犬くん

そういえば、中学や高校の時はもっと難しい数学の問題を解いていたな。
追試を受けたことはあったけど、ちゃんと進級はできたぞ。
それなのにどうして輸入申告書問題を難しくかんじるのだろう?

博士

それはおそらく、最初に品目分類をしなければいけなくて、しかも英語が多く、さらに計算が組み合わさっているからなんだか難しく感じてしまうのじゃろう。
そこで輸入申告書問題は2つのパートに分けて勉強するとよいのじゃ……

犬くん

ふたつのパートに分けて勉強?

博士

そうじゃ、輸入申告書問題は2つのパートに別れている。
それは品目分類と申告価格の計算じゃ。
まず各商品のHS CODEを決める。
それが終わったら各HS CODEの申告価格を決めるために計算をする。
品目分類と申告価格の計算を全部通して解くと結構複雑に感じるし時間がかかる。
けれども1つずつ分けてやればそんなに複雑ではないし、時間もかからない。

犬くん

つまり、まずINVOICEの各商品のHS CODEを関税率表を見て決めたらそこでいったん勉強をストップしちゃうということだね

博士

そうじゃ。
初心者は8品目ぐらいある各商品のHS CODEを全部決め終わったら、脳みそがクタクタじゃ。
そこから計算問題をしないといけないとなるとウンザリして、さっきのくまくんのように『輸入申告書問題難しすぎ……一生できるようにならない気がするよう』などと思ってしまうのじゃ。
さらに初心者だからさっきしたHS CODEもおそらく間違いだらけじゃ!
間違っている状況で申告価格の計算に入っても、間違った答えしか出せないのだから、さらにやる気がうせるじゃろう

犬くん

その通りです(T_T)

博士

だからHS CODEを決めるのが終わったらそこでその問題を解くのはやめて答え合わせをしちゃうのじゃ。それから一休みしたら別の問題の品目分類をするのじゃ。
そういうことを何問もやっていると段々慣れてきて、疲れなくなる、問題と問題の間のお休み時間もいらなくなるじゃろう。

犬くん

何問ぐらいやればいいのですか?

博士

わしは10問やったぞ。
答え合わせをして正解だったら品名の横に丸をつけるのじゃ。
不正解だったら丸はつけないで解説をよく読んで理解するのじゃよ。
10問を何度も回して、すべての品名の横に〇が3つついたらおしまいじゃ。

犬くん

品目分類だけならそんなに時間もかからないから気軽に勉強できるね。
僕頑張るよ!

計算問題

犬くん

毎日毎日品目分類ばっかり、あきてきた。
博士そろそろ他の勉強もしたいんだけど。

博士

じゃあ次は課税価格の計算の練習をしよう。

犬くん

えっ!
品目分類の勉強が終わってからじゃないとだめなんじゃないの?

博士

そんなことはまったくないんじゃよ。
品目分類と計算問題は同時進行で勉強して進めてよいぞ。

犬くん

わかりました、では計算の練習をするためまず品目分類をします。
輸入申告書問題はまず品目分類をしないと計算に進めないからね。

博士

犬くん、まった!

犬くん

?

博士

計算の勉強をするときはまずは解答を見て、ノートにHSコードを書いちゃうのだ。
犬くんは品目分類はまだ勉強中だから全品目正答するのは難しい。
間違った品目分類にあわせて計算をすると正答することなんかできっこないから嫌になっちゃうだろう。
それに品目分類をした後だと脳みそが付かれているから、頑張って計算にとりくめない。
だから計算問題の勉強をするときは先にHSコードは解答を見ちゃうのじゃ。

計算問題の解き方についてはこちらの記事をよんでね。
輸入申告書問題の解き方(計算のコツ)|通関士試験

犬くん


これも10問解くの?

博士

そうじゃ、わしは次のように進めたぞ

輸入申告書問題を10問準備する。(HSコードの勉強に使った時の問題をそのまま利用する)
HSコードは先に解答を見てしらべちゃう、そこから問題を解くのをはじめるという方法で解く。
始めて解いて正答だったらその問題はクリアしたということでもう解かない。
始めて解いて不正解だったら、その問題は繰り返し解く。
準備した問題を何周もする。
始めてといて正解だった問題以外は3回正答できるようになるまで、繰り返す。

犬くん

初めて解いて正答できる問題なんてあるかな?

博士

計算じたいはどんなに難しくても中学一年生の一学期レベルの数学までじゃから、初めて解いて正答できる問題も結構あるはずじゃよ。
あっひとつ言うのを忘れていた!!

犬くん

?

博士

輸入申告書問題の計算の練習を始めるまえに、計算問題、加算要素、控除要素がわかってないと正答はできないからな。
下記のような手順で勉強するとよいぞ。

輸入申告書問題の勉強の仕方

A 品目分類パートを勉強する
(輸出申告書問題の品目分類を一緒にやるのもおすすめ、やっていることは一緒だからね)

B 計算問題を勉強する。
↓
輸入申告書問題の計算問題パートを勉強する。

A、Bは同時に進めてよい。

犬くん

博士のおっしゃってたように、品目分類パートの勉強がおわりました。
10問の品名のすべてに丸が3つつきました。
計算問題の勉強も終わりました。
初めて解いたときに正解できなかった問題は、3回正解するまで繰り返しました

博士

よく頑張ったのじゃ!!
それでは本番通り輸入申告書問題を品目分類するところから解いてみよう。
そんなに難しいと思わないじゃろう。

犬くん

本当だ、間違えちゃったところもあるけど、前みたいに『こんなの解けないよう』なんて感じはぜんぜんないですね!!

博士

一見『こんなの一生ムリだよう!!」と思えてしまうような難しいことも小分けにしてコツコツ取り組めば、最後にはできるようになるのじゃ。
この方法で10問ぐらい勉強すれば、その後初めて解く問題は本試験と同じ方法で解けるようになっているはずじゃよ!
苦手だった輸入申告書問題が今では得点源になっているはずじゃ!!

 

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